ノーベル物理学賞

2014 年 10 月 8 日 水曜日

ノーベル物理学賞受賞おめでとうございます。

中村さんと坂村さんの対談形式の講演会を聴きに行った時の古い日記を再掲します。
2004年でしたのでちょうど10年前。
中村修二さんはアクが強いけれど、意思も強そうで、とても魅力的な方とお見受けしました。


■日米の巨頭が出会うとき (2004/06/08)


2004060801行ってきました~。
13時開場でしたが12時過ぎには会場に着きました。(それでも10名くらいの方がいらっしゃっていました。)
座席は関係者用席2列を除いた最前列中央。
(実際は関係者の席は埋まらなかったのでラッキー。)



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本日は満席だ、ということでしたがいったい何人くらいの方がいらしていたのだろう?
(最前列だったのでよくわかりません。)
軽く1000人分(もっと?)の座席数はあったような気がします。




内容は、日経エレクトロニクスの編集長が司会をしながら、坂村先生と中村さんに話をふる、というスタイル。いやあ、とってもおもしろかったです。
もっと硬い話かと思っていたのですが、さすがに両氏とつきあいの長い編集長とのざっくばらんなやり取りは、結構「素」が出ておりました。
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私、ちょっと坂村さん(センセイと言わない方がいいかも)のイメージが変わったかも。(笑) 
よくネットのニュース記事で「坂村氏が吼える」という表現を使われていましたが、実際は……..
実際もそうでした。ずばすばっとおっしゃるのですねえ。おもしろかったデス。


0406085 中村さんの方は、もっとアクの強い方かなあと思っていたのですけれど、個性的な、いい意味での自信家と感じました。
小気味よく、かなり好感をもてました。
こういうタイプの研究者も日本には必要なのかもしれない。


坂村さんも中村さんも相手のことを批判するというのではなくて「それぞれに違う立場なんだけど」という前提で「私はこう思う」というスタンスでした。
でもひとつだけおふたりが共通して言っていらしたのは「日本では”出る杭は打たれる”」ということでした。


中村さんは米国流の研究のお話が中心。

対して、坂村さんは「(アメリカはすばらしいとは思う、と一応はもちあげておいて:笑)
だけどアメリカを物まねしたってダメなんだ。ここは日本なんだし、日本の文化があるんだし。日本には日本のよさがある。」
というようなことを「吼えて」おりました。
「アメリカアメリカって言うなーっ」というオーラが出ていて、実にわかりやすかったです。(笑)


「産学共同研究」「はやる研究テーマとはやらないテーマ」「大学教授が2足のワラジをはくことについて」…などなど、ホントにおもしろい内容で90分なんてあっという間でした。
(10分くらい時間延長になりましたが)
それにしてもこういう話はぜひ子ども達に聞かせたかったなあ。
中学生や高校生の「研究ってなんだろう?」と興味のある子どもたちに。


坂村さんも中村さんも思ったより「人間臭く」って(うまくいえないけれど)、いいのか悪いのかは別としても、ストレートで魅力的で、そして正直な方だなあという印象でした。

( 東京国際フォーラム・ホール B7:アドバンテスト展2004基調講演)