サントリーホール (2) 楽屋
ここはちょうど舞台の真後ろにあたる場所(広い通路)です。
ちょうどこの日、夜はN響の演奏会がある、ということで楽屋(というか通路には)楽器がそこここに、並べられていました。
こういう(楽器が並べられている)タイミングでの見学会も珍しいとのことです。
当然ながら楽器は触らないようにとの、事前に注意がありました。も、もちろんですぅう。
楽器にもオーラがあって写真撮影するので精一杯。
臨場感あふれるバックステージの様子を体験できました。
こちらの譜面台もなかなか間近ではみることのできないもの、とのこと。
ラベルにはパートの記載がありました。
うしろ側の棚は、バイオリンケースからバイオリンを取り出しやすいような高さがあるように設計されている、とのこと。よく考えられています。
本番前はこのあたりのスペースで、楽団員のみなさんは練習をされたりするらしいです。
舞台横の個室の楽屋は二つありました。
係員の男性に向かって
左側が「A」、右側が「B」
「A」はマエストロが、
「B」はソリストやコンサートマスターが使用するとか。
3人以上の場合はどうなるのか、は聞きそびれてしまいました。
楽屋は複数あるようなので、他にもソリストやコンマス向けになる代替の部屋があるのかもしれません。
キー様は、向かって右をご使用されるのでしょうか。
わかりにくいかもしれませんが、床は、舞台と同じ材質だそうです。
これはカラヤンからの
「楽屋を出たところから舞台にいるような気持ちになれるように」
(音楽家にとって助走みたいなものにあたるのでしょうか)
との、アドバイスを受けて、足裏にも違和感が無いように、同じ床材を使っているのだそうです。
「A」の部屋の前には、夜のN響の演奏会で指揮をされる予定の、デュトアさんのお名前が貼られていました。