ベレゾフスキー(オペラシティ)

ベレゾフスキー(オペラシティ)初台のオペラシティはあまり好きではない(なんとなく)と思っていたのですが、ここのところ、オペラシティづいていて、回を重ねるたびにいいホールだなあ、なんて気持ちが変わってきています。
来年のアンスネスもプレトニョフもここだし、楽しみ楽しみ。

ロシアの大男のピアニストは大好きです.
本日のベレゾフスキーもカラダがでかい、手もでかい。弾く手をみていたらまるでうちわかと思いました。(嘘)
もちろん、音も素敵で堪能しました。

5月のLFJでも聴いたので、今年2回目のベレゾフスキーとなります。なんとN君に次いで多いじゃないですか!特にファン、というわけでもないのですが。でも嫌いじゃないです。
あれれ、結局好き、ってことですね。(笑)

夜のガスパールは、ベレ熊さんの演奏では5月も今回も、2回目となります。
N君のツアーでも。追っかけていたので何回も聴きました。
その上、アルゲリッチのCDでもさんざん聴いています。
ああ、でも、ピアニストそれぞれに素敵。
ベレ熊さんの「絞首台」は、重い鉛の固まりを足につけられたようなイメージで、どすんどすんと胸に響きました。
(N君のは、青白い細身の青年が苦しみながらもがくような鋭い哀しみのイメージでしたが)

ラフマニノフの ピアノ・ソナタ第2番もよかったなあ。
もともと好きなこの曲、かなり注意していないとだめなんですよね。ほろっと涙が出そうになってしまうから。なんでだろう。

アンコールは、事前に5曲弾く、と宣言していましたが、どうするのだろう?と思っていたら、5曲ぶっとおしで弾きました。特にチャイコフスキーの四季の秋の歌、不覚にも涙が出そうでした。なんて美しい音。そして慈しむような優しい音なんでしょうか!

ベレ熊さんは、前半は中のシャツが白。後半は黒シャツでした。
この黒シャツは、色違いのボタンがついていてちょっとおしゃれでした。お腹のあたりが激しくカーブしていたのが残念でした…。(すみませんすみません:笑)

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