岳人と山渓と稜と

山仲間宛へ届いたSさんのメールから

本屋さんで珍しく岳人を手にとって見ていたら比較的後ろの方に「岩場での体のこなし方」とか「鎖場のこなし方」なる大きな写真入りのページがありました。
この岩場は、去年の秋に行った乾徳山のハイキングコースの写真でした。乾徳山にマルチピッチが楽しめる岩場があるということで
偵察がてらハイキングに行ったのですが・・・

それにしても、その昔先端クライマーをリードした雑誌のページに
「鎖場のこなし方」なんてタイトルが出るなんてトホホ

これ、ウケました。わかります~。
「山と渓谷」(通称:山渓)と言えば、記事によっては体育会ワンゲル部でもちょっと高度なくらいの内容の山関係の雑誌でした。まあ、そこがあこがれでもあったのだけど。
そして「岳人」というと、もう本屋で立ち読みするのでも一応周りを確認してからでないとできないくらいの崇高な気持ちになる(笑)雑誌でしたもん。
でもいつごろからだったか、山渓が「ピクニックとかトレッキング系の雑誌」に、そして岳人が昔の山渓で扱っていた内容に移行していきました。いや…だからなんなんだ?って言われても困るのだけど。でもちょっと寂しかったりするワケです。

ちなみに「稜(ryo)」は、山の稜線へのあこがれからでした。
そして、もしも、もうひとり産むことができたら、「渓谷」から「渓(kei)」と、つけたかった。かないませんでしたけど。

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