雑誌に載っていた古い写真

ある雑誌に、ある作家が撮影したという古い風景が載っていました。
とある街の(ウン十年前)の風景。風景というより小さい女の子たちが道路を歩いている風景。もちろんモノクロ。

数名の女の子が写っていたのですが
どうしてもその中のひとりが「私」にみえる。
見た瞬間、あれ?これ私じゃない?と。

年齢(たぶん3歳くらいか?)と撮影場所とで考えても、かなり可能性が高い。
でも、まさかそんな偶然はあるだろうか??とも考えたりします。

ということで、事前になにも言わずに該当のページに付箋をつけて、雑誌を両親へ送ってみました。

雑誌を見てどう思ったか、聞いたら、父が「あれ?(私に)じゃないか?」「左に写っているのが長姉のちいさい時に似ている」と言ったとか。
やっぱり!
(次姉かもしれない女の子が、前の人に隠れてよくわからないのが残念。)
母は、「うーん、そうかもしれないけど、当時子供たちだけで歩かせたかなあ」とのこと。
ただ、場所的には、姉たちがピアノを習っていたところの近くだ、と、かなり詳細の場所まで特定していましたが。
(余計なことですが「(私が)3歳でやめてしまったピアノの先生の」と付け加えられましたが…爆)

父いわく
「写真を撮られているということは、かわいい女の子だったからだろう。わが娘たちに違いない。」
いや、そんなことはないと思うけど。^_^;  
それは親ばかですってば!

ただ、他にもいろいろ理由があります。
小さいころの洋服は、洋服屋さんにあつらえてもらうことが多かったですが
「長姉ではないかと思われる」女の子と、「私ではないかと思われる」女の子とが着ているワンピースの襟のデザインが同じ、というのも「もしや?」と思う理由だったりします。
それから小さいころ、私は籐のバスケットが大好きで持ち歩いていましたが、「私ではないかと思われる」女の子が同じように籐のバスケットをもっている点も。

だからどうなの?と言われたらおしまいですが
まるでシャーロックホームズになったように(笑)、いろいろ想像したり推理したりして、わくわくしているのでした。