ケインとアベル

ここのところ「プチ電車の旅」でずっと埋め尽くしてしまいました。本日はいったん休憩。(って、まだあるのか!と言われそう)

私はジェフリー・アーチャーの作品が好きなのですが、中でも「ケインとアベル」は特に好きです。
初めて読んだ時、あまりにもおもしろくて途中でやめられず、上・下巻を徹夜して読んでしまいました。そしてその続編の「ロスノフスキ家の娘」ももちろん好きです。
中でも登場してくるフロレンティナ(娘の名前)の才能、とりわけ株に対する感覚とか、ビジネスに対するセンスが、うらやましくて、とてもおもしろく感じました。

この「ケインとアベル」はその後、映画にもなりました。
ずいぶん前にもみたことがあります(ビデオも録画したので探せばどこかにあるはず。)が、今週、お昼に3日連続で放映されました。

3日にわけて放映するくらいなので長編映画なのですが、それでも実際の本のストーリーからするとかなり端折っています。
好きな部分のストーリーでもカットされているところもあって、先ずそこが不満。
それから、配役が、アベル以外は私のイメージと違うのが不満。
フロレンティナ役は特に!
とかとか…イロイロ思い入れはあるのですけれど、やっぱり夢中になって見てしまいました。
最後のどんでんがえし、とも言える部分は思わず涙が出ました。
ストーリーを知っていても、何回見ても、泣ける。

あらためて「ケインとアベル」「ロスノフスキ家の娘」を読み返してみたい思いがわいてきたのですが、きっと途中でやめられないだろう。かと言って、この長編を読むために徹夜するほど体力ないし…。と揺れています。あああ、だけど読みたい!