痛みと食欲は別、の巻

昨年の秋から年末にかけて、Rは「4本同時に」親知らずが生えはじめ、疲れた時など痛むようでした。
よりによって、ちょうど受験の前! それでもなんとかだましだまし過ごし、受験が済んで、上の2本は行きつけの歯医者さんですぐ抜歯してもらいました。
ところが、下の2本は非常に抜歯しにくい状態で生えていて、歯医者では対応できないため、東京医療センター(口腔外科)に紹介状を書いてもらってそこで処置することになりました。

その下の2本の中でも、片方は(口腔外科の専門なのですぐに)切開をして抜歯できるもの、でしたが、最後の1本は、真横に生えているために、かなりおおがかりなことになるとのことでした。

で、昨日がその、最後の1本の抜歯の日。
あとから聞いたら(口腔外科の専門の先生がとりかかって)1時間くらいかかったそうです。
お昼はきっと、なにも食べられないだろうなあ、と思って「流動食(ウィダーインゼリーみたなもの)か、もしくは食べられそうなもの、食べたいものを買ってきたら?」とメールしました。
でも、大掛かりな抜歯のあとなのでてっきり食欲もわかない上に、食べられないだろうと想像したのが間違いでした。

帰宅したRの買い物をみたら、お惣菜たくさん(5個入りコロッケ、さんまの唐揚パック、れんこんの肉詰めパック)、菓子パン、ポテトサラダ…。
「だって食べたいもの買ってきていいよ、って書いてたじゃん。」
いや、まーそーなんだけど。(お昼ご飯代が自分持ちでない、とわかると、なんとまあ、好きなだけ買ってくること!)
それに、まるで我が家で食べさせてないみたいじゃないの!(確かに最近コロッケは作っていないなあ…)

そして、抜歯した側の少々腫れたほっぺを気にしながらも、もう片側の歯で、器用に食べる食べる食べる………。
痛みと食欲は別」というのを、あらためて認識した次第でございます。

ちなみに本日、消毒のために、口腔外科の先生に診てもらったら、治りがはやいねえ、とほめられたとか。
そりゃあねえ、あれだけ食欲があったら、どんどん治るでしょ。(笑)