浦島太郎の解釈

■夕方、久しぶりに出かけた美容院では、カットをし始めてから、終わるまで意識を失って爆睡しておりました。
何回も船をこいだのはかすかに覚えているのだけど。
よくもまあ、客がそんな状態なのに、ハサミを使ってカットできるものだ!さすがプロだわ!(笑)

でも担当の方は、私が「毎回必ず寝る」というのをちゃあーんと把握しているですけどね。(それもなんだかなあ~)

■浦島太郎
友人が旅行先で見たというカメの話題
ところで、私たち日本人はカメというとすぐに浦島太郎を連想するけれど、外国の方にとってはどうなんだろう??

そこで友人のご主人(英国人)に聞いてもらったのですが

(前略)まず、カメに乗るなんて動物虐待だと言ってました(いじめている子どもたちから守ってあげたから、のせてくれたんだと言ったのですが)。
たいやひらめの宴会というのも「???」だったようですし、結末がとっても納得できなかったみたいです。
「ひどい話だ」と、どうしてそれが有名な昔話になるのか、「日本人は変だ」と、憤っておりました~。

私の訳しかたが悪かったのかもしれませんが、たぶん感覚というか情緒というか、心に訴えるものが違うのでしょうね。

ゴメンナサイ。だけど思わず笑ってしまいました。
感覚の違いがあるかもしれません。他にもそんな話はいっぱいありますぞ…….「海のトリトン」とか「イルカに乗った少年(城みちる)←はぁ?」とか。
※友人のご主人は決して日本文化に理解のない方ではなくて、日本人とは育った土壌というか感性感覚の違いがあるのだと思います。誤解無きよう。

でも確かによく考えてみると「浦島太郎」って何を意図とした物語だったんだろう?
よくわからなくなりました。
竜宮城まではわかるけれど、「玉手箱をあけたらおじいさんになっちゃった」なんて「じゃあ何の為だったの?」
もしかして「因果応報」というのがお話しのねらいでしたっけ???

そうそう、思い出した!ああいう物語を小さい子にするのはまずいわよねえ。
海の底には竜宮城があると思い込んだある女の子は、カメに乗らなくても自分で行ってみたいと思うじゃない?
結局、30cmくらいもぐったところで呼吸ができない現実に気がつくワケなんだけど。