週刊「池波正太郎の世界」6
週刊のせいか、どんどん届くために、もう6号目になってしまいました。
ページ数がちょっと物足りない気もするけれど、それは週刊だからしょうがないかもしれません。
毎号楽しみにしているのは、一番最後のページの
「わたしと池波作品」
池波作品(ドラマなど)に出演した役者さんが、どんなにか熱いおもいをもって演じているのか、が伝わって、ファンとしてはとてもうれしくなります。
例えば藤田まことが、剣客商売の小兵衛の役をどうしてもやりたい、誰にも渡したくない、と思ったこと、
「小柄な小兵衛の役を演じるためにできるだけ小さくみせるよう努力するからと」
と言ったエピソードなどが書かれてありました。
今回の号は「伊三次」
以前に書いたことがあるかもしれませんが、鬼平の中の登場人物で私がいちばん好きなのが「伊三次」
そしてそれを演じる「三浦浩一さん」は、私の「伊三次」のイメージにぴったりの方でした。
※この方の「巻き舌のセリフ」は、聞いててすかっとしますぜ。(笑)
それから、今号の、名女川勝彦さんが書かれた「(編集者)担当者時代」を振り返って、池波先生を偲ぶ文章には、かなりほろりときました。