岡本太郎に乾杯

今、岡本敏子さん著の「岡本太郎に乾杯」という本を読んでいるのですが、その中の記述から
(岡本太郎の両親が岡本一平、岡本かのこであることは有名ですが)、祖父が山本可亭という書家だったことを、初めて知りました。
※「海苔の山本山のロゴ」を書いた人らしい。
※「北大路魯山人」は山本可亭の弟子

私は以前から、(岡本太郎の作品の)絵筆のタッチや、絵に入れられた「TARO」のサインの文字(非常に美しいのです!)を見て「岡本太郎に書道をさせたらきっとうまいだろうなあ」と思っていました。
それだけに「そうなのか!やっぱり!」と思わず「ひざを打つ」って感じです。
自分の想像していた何かがぴたりと繋がった気がしてひとりで喜んでいます。
でも、血筋はともかく岡本太郎は岡本太郎、なんですよね。

それにしても岡本太郎だけではなく、岡本敏子さんて方も本当に魅力的な方だなあ…と思います。
実はこの「岡本太郎に乾杯」という本は、岡本太郎美術館の図書コーナー(自由に本が読めるスペース)で初めてみかけて夢中になって途中まで読んだものです。(売店ではこの本は売っていなかったのですが、やっと最近アマゾンで購入することができました。)
あ~、また岡本太郎美術館に行って、岡本太郎ワールドに浸りたくなってしまいました。