ひさしぶりに学生気分を味わう

0905312まだ前日の疲れが抜けないまま、本日は某大学祭へ。

大学祭の面白いところは、いわゆるイベントや模擬店だけではなくて
私のようなフツーのおばさん(一般人)が、日ごろは縁の無い、大学の研究室の企画を楽しむことができる点。
でも、熱中すると、全部まわりきれないのが難点。
事前にパンフレットで調べて、ある程度めぼしをつけているのですけど…。

全体的な感想としては、期待どおり、おもしろかった!です。

「本当にこれが好きなんだ!面白いんだ!この面白さを伝えたいんだ!」
という熱い熱い熱い学生たちにこちらまでおもしろくてひきこまれてしまう。
素人(私のこと)のおばかな質問にも、わかりやすいように、一生懸命工夫して説明してくれるというのは、すごくありがたい。

 「Blogで紹介してもいいよ!」って…。 
それならちゃんと黒板にも題名「フラクタル立体」って書いておかなきゃ。(笑) 

09053111いろいろと企画はありましたけど、一番おもしろかったのは、Physics-Lab。投票でも「一番人気企画」なのが、わかる。

とにかくすごく学生が「熱い」。
カオスとか量子渦とかは、さーーーぱりわかりませんでしたが、宇宙線の説明のところは、おもしろくてわかりやすかったかな。
ミニオカンデ(カミオカンデもどき)を作って実際に宇宙線を測定するというもの。
思わず「これもやっぱり純水を使っているんですか?」って聞いたら水道水らしい。
(取得するデータの精度は別として)手作り感があって、少ない予算の中での工夫があって、それだけに苦労のあとが感じられました。
こういうの、子供たちに見せたらすごく興味をひくんじゃないかしら。

でもね、どうせカミオカンデのもじりのミニオカンデなら
ミニお母(かん)で
身に悪寒出
とかつけりゃあいいのに…。
(こんな低次元のことは口には出しません、いや出せませんでしたが:笑)

説明してくれた女子学生さんが、すごく真摯で謙虚で一生懸命で、とてもわかりやすくて、好感が持てました。それなのにミニオカンデの写真を撮るのを忘れちゃった!残念。
それだけ話に熱中してたからかも。

画像右は、学科のロビー?みたいなところでみつけたもの。
思わずくすっと笑ってしまいました。
まさか、「そもそも寝るとは、どういう状態と定義するのか」などというわけわからんことを言い出す、なんてことはないよね?
(そう思うのは私だけ?)

おみやげに、説明DVDを頂いたので、帰宅後楽しんだのですが
できることならこれを見てから、実際の説明を聞いたら、もっともっと楽しめたのになあと、ずごくもったいなく思いました。