京料理 フレンチシェフとの7日間」

■京料理 フレンチシェフとの7日間」
京料理の若手料理人と、フランス人シェフがペアになって、それぞれの持ち味を生かしながら、最終日には「料理の披露」をする、というもの。

それぞれにその道では誰にも負けないような技とプライドがある料理人たちが、料理のジャンルも国籍も越えて、相手の「自分とは全く違う感性」にびっくりしながらも、認め合って吸収しあう、というような感じでした。
フランス人シェフが「野菜をバターでソテーしてそれにハチミツを入れて、最後に(日本で習った)昆布と鰹節でとった出汁を入れた」時の、日本人の料理人たちの「口あんぐり」の表情がおもしろかったです。で、そのあと味見をして、実際においしさを認めるところも、逆にさすがプロの料理人でした。やっぱり舌で勝負しているんですねえ。

それからフランス人シェフが「料理のアイディアが浮かんだ!」と言って、スケッチブックに料理の「デザイン」を描きはじめたのも、びっくりしました。ひとつの芸術なのかもしれない。
私は初めて観ましたが、何度も再放送されているみたいです。
今年の夏には、逆に京都の料理人がフランスを訪れて現地でセッション!?するそうです。こちらも取材して番組にしてもらえるといいのになー。