夏の北アルプス あぁ絶景!雲上のアドベンチャー

090923
番組ページ

朝のばたばたしている時間に、なんでこんないい番組をやるかなあ。(笑)

途中から見た上に、落ち着いて見ることができませんでした。

でも、あまりにもおもしろい企画!
立山からジャンダルムですって?
3週間かけて!!
いかな硬派の、体育会系ワンゲルでも夏合宿にそんな企画はできないでしょう。
そもそも、3週間分の分の食料をもって歩けない。
※例えばアルプスなどの山行で、1パーティ5,6人の、1週間~10日の合宿(テント+食料+その他)となると、だいたいひとりあたりのザックは30kgくらいの重量になる。
しかも、心優しいセンパイ方が、出発間際に、「差し入れ」と称してわざわざ「1Kgの白桃缶詰」などを持ってきてくれる。(涙)
体重が45Kg無い女の子(私のことよ!)には、かなり辛い重量でした。(今は絶対無理。)

番組では、小屋泊まり(つまりテントや食料は持ち歩く必要が無い)、でしかも機材などを運ぶために歩荷(荷物運ぶ人)が4人もいるらしいので、可能だったのでしょうか。

それにしても、なんと贅沢な企画!
でも、そうは言っても大変だろうから、すごいことだーー。

番組では、ルートの説明とか、かかった時間とかが(編集されいるせいか)よくわかりませんでした。(上記のルート図はあまりにもアバウトすぎるー)
単なる観光番組じゃなくて「縦走」にも目を向けるのであれば、そのあたりもちょっと詳しい説明が欲しかったなあと思います。
少なくとも私は興味があります。

例えば「三俣蓮華の山小屋を出たあと、槍の肩の小屋に着いた」映像があったのですが(画像に出ている何日目という文字が同じだったので同日だと思ってしまった。)
(無理すれば行けないこともないけれど)、初心者を連れて「1日」で無理して歩くかなあ?
西鎌尾根をものすごいピッチで登ったのか?
などなど疑問だったのですけれど、、アナウンサーの方のブログに、途中双六小屋で泊まって、それから翌日肩の小屋、だったようで、やっぱりなあと思いました。
(そう言った意味で、ルートや、経過時間をもっと詳しく知りたい。)

それから、よかったところは
槍ヶ岳を越えて、難所であるキレットや、穂高のジャンダルムのあたりは、アナウンサーの方がもう「素」になってしまって、ほとんど喋らない(喋れない)、というところ。
ちょっと笑ってしまったけれど(すみません。)逆によかったです。だって、あそこで、初めての方が流暢に喋れるのなら、それは不自然。
怖いなら怖い、というのが伝わって、すごくリアルで、そこがいい!ですよね。(笑)

ちなみに、私は、穂高のキレットも、後立山連峰の不帰キレットも、行く前にさんざん脅かされたのですけれど、ガスっていて、足元がよくみえなかったせいか、それほど怖いという感じでもありませんでした。(って多少強がり?)

それにしても、キレットやジャンダルムの空撮!かっこよすぎ!